猫に薬を上手に飲ませるには？軟膏で包む方法など

猫に上手に薬を飲ませるには？薬の包み方など
猫への薬の飲ませ方は？
猫への薬の飲ませ方と長形封筒での包み方

今は元気な猫でも、将来的に薬を飲ませる必要が出てくるかもしれません。すんなり薬を飲んでくれる猫もいれば、抱っこや口を触られるのを嫌がる猫もいます。そのような猫にはどのように薬を飲ませたらいいのでしょうか？ここでは、猫に上手に薬を飲ませる方法をご紹介します。
 
< 目次>
・幼い頃からのしつけが大切です。
・錠剤と飲み薬
・水薬
・粉薬（パウダー）
口を触らせない、口を開けさせない猫にはどうしたらいい？
 
【幼少期からのしつけが大切】
これから猫を飼う人や、飼い猫が子猫の場合は、いざというときのために薬を飲ませる練習をしておくとよい。これから紹介するトレーニングで、抵抗なく口を開けられる成猫もいますので、ぜひ試してみてください。

猫がリラックスしているときに、片手を猫の後頭部に置き、親指と中指で猫の口を押さえ、もう片方の手で猫の口をパチンと数回開ける。猫が抵抗なく口を開けられるようになったら、人差し指を口の中に軽く入れるか、小さく砕いたキャットフードを喉に落として口を閉じさせ、喉を撫でて飲み込ませる。
毎日口を開けるようにしつける。
毎日、猫が口を開けるようにしつけましょう。


また、猫が自分で水を飲めない場合に備えて、シリンジ（針のない注射器）に少量の水を入れ、口の横から流し込んで飲み込ませる訓練を繰り返すのも効果的です。幼少期からこの訓練を日課にしておくと、薬を飲ませる必要が出てきたときに役立つ！錠剤を飲ませる必要が出てきたときにも役立つ！
 

【錠剤とピル】
私の経験では、錠剤と錠剤が最も与えやすい。錠剤や粒状の錠剤を猫に与えるには、錠剤を与える訓練と同じようにする。口を開け、錠剤を喉の奥に落とし、指先でしっかりと押し込み、口を閉じ、鼻先に水か缶詰の汁をつける。猫は鼻先の水に気づき、舌を出す。その瞬間、薬が喉の奥に飲み込まれる。のどを大きく開けて、のどの奥の真ん中に薬を落とすのがポイントです。

<錠剤の上手な飲ませ方>
口を大きく開けて、のどの奥に錠剤を落とすのがポイントです。
錠剤を与える4つのステップ


1. 口を開ける。
2. 錠剤を喉の奥に落とす　
3.指で錠剤を喉の奥に押し込む。　
4.口を閉じ、のどをなでて猫に飲み込ませる。

猫が錠剤をきちんと飲み込んだことを確認するために、しばらく口を閉じてから、もう一度口を開ける。次に、注射器に少量の水を入れ、口の横から流し込む。薬が食道から胃に流れれば完璧である。特にテトラサイクリン系の抗生物質を投与する場合は、薬がのどの奥に流れたのを確認した後、食道で薬が止まらないように、必ず患者に水を飲ませる。テトラサイクリン系抗生物質が食道で止まってしまうと、食道狭窄を起こすことが報告されているので注意する。

落ち着きがなく暴れる猫には、タオルで包んで足の間に固定して落ち着かせる。
 
【水薬の場合】
猫によっては、水薬を与えるのが最も難しい場合がある。獣医師によっては水薬を処方してくれることが多いので、同じ成分の錠剤や粉末が手に入らないか聞いてみましょう。

水薬を飲ませるときは、注射器を口の横から斜めにして喉の奥に挿入し、量が少ない場合は一気に流し込む。量が多い場合は数回に分けて飲ませる。舌などに薬が触れないように喉の奥に流し込むのがコツ。
 
水薬は注射器を使って喉の奥に流し込む。猫が暴れた場合は、布でくるみ、股の間をつまんで落ち着かせる。
注射器で水薬を喉の奥に流し込む。猫を布でくるみ、足の間をつまんで落ち着かせる。
【粉薬】
少量の粉末であれば、猫が好きなペースト状の缶詰に混ぜて、猫の口の上あごにすりつけ、猫に飲ませる。猫が口を開けない場合や口を触らせない場合は、鼻先にすりつけるか、猫の手の先につけて舐めさせます。粉薬を缶詰に混ぜる場合は、できるだけ少量にした方が安全です。


＜粉薬の与え方>
ペースト状の缶詰に粉薬を混ぜる、1.口を開ける、2.上あごにすり込んでなめさせる、3.または鼻先につける、4.前足につけてなめさせることもできる、5.口に与える、6.口に与える、7.鼻に与える、8.口に与える。
 パウダーを与える4つのステップ
 

パウダーを混ぜてペースト状にする。
1. 口を開ける。
2. 上あごに塗り、舐める。
3. または鼻先につける。　
4. または前足につけて舐めさせる。

粉薬の量が多すぎる場合は、市販のカプセルを購入し、カプセルの中に薬を入れ、少量の水でカプセルを湿らせ、錠剤と同じ要領で喉の奥に落とす方法もある。
 
口を触らせてくれない、口を開けてくれない猫にはどうしたらいいですか？
一番簡単な方法は、オブラートを使うことです。オブラートを1/4くらいの長さに切り、その中に粉末や錠剤を包みます。好きな缶詰の汁を少しかけ、オブラートが柔らかくなったら猫に舐めさせる。触ったり口を開けたりしない猫に薬を飲ませるのに、最もストレスの少ない方法だ。

 
<オブラートを使って猫に飲ませる方法>
1. 粉末または飲みにくい錠剤をカプセルに入れる 
2. 楕円形のオブラートに包んで入れる。　
3.カプセルを包み、缶詰の汁につける。　
4.舐めて飲み込む。

獣医師が処方する薬は、決められた量を決められた時間に与えることで効果を発揮します。猫の調子が良さそうだからといって、薬の投与を中止しないでください。薬を与えた後、猫の様子に異常が見られたら、すぐに医師の診察を受けてください。薬を与えた後に猫の体調に異変を感じたら、すぐに医師の診察を受けてください。

薬は飲ませる猫にとってもストレスになりますが、猫が嫌がらずに飲んでくれないと、一緒に暮らしている人にとっても大きなストレスになります。最初はすんなり薬を飲んでいても、何らかの理由で薬の味を覚えて拒否するようになると、吐血することもあります。そのような事態を避けるためにも、猫が飲むのを嫌がるようになったら、一つの方法に固執せず、気持ちを切り替えて猫が飲みやすい方法を試してみましょう。